目標を達成し、仕事のプロになるための近道。それは、「メンター」を持つことです。
メンターとは、ギリシャ神話から来た言葉で、オデッセウスが我が子の教育を託した良き指導者のこと。つまり、師匠、コーチ、先生など、自分を導いてくれる人のことを意味しています。
メンターは、その時点の自分より人生経験が深く、能力、知識、技術、人間性、人脈など、総合的に自分より勝っている人です。そのメンターから学び、メンターの持っているものを吸収し、自分のものにする。そして、自分独自のものを付け加えていくことで、人間としてひと回りもふた回りも大きくなれるのです。
「先人に学べ」とよくいわれます。
人生の持ち時間は限られていますから、先人が長い経験を通して学んだことをどんどん短時間で教えてもらい、更にはその先人を乗り越えていくことが、知恵のある生き方ではないでしょうか。
一流といわれる人は、必ずといっていいほどメンターを持っているものです。
メンターを持った人は、努力しやすくなり、目標に早く近づきやすくなります。なぜなら、目標とする人物が目の前にいて、その人の言動を通して、多くのことを直接学べるからなのです。
自分が属する組織の中でメンターを見つけることができれば、仕事を覚える速度はぐんと早まるでしょう。
相手に面と向かって「メンターになってください!」などと言う必要はありません。自分の心の中で「この人をメンターにしよう」と決めて、その人の仕事の仕方や生き方を盗めばいいのですから。いいところ徹底的に真似るのです。