「皆で決めたことに素直に従い、手伝えない人は、誰からも信頼されないし、意見も聞いてもらえない」



「僕は元々そのことに反対だったから、協力できないよ・・・」

「私もAさんがどうしてもやりたいって言うから一応賛成したけど、今でもよくわからないから何もできないわ……」

 せっかくみんなで話し合ってやることに決めたのに、こんなこと言う人が会社や組織の中にいませんか? 

こんなことを言うのは卑怯です。多数決でも一度関係者みんなで話し合い決めたことですから、全力でサポートすべきなのです。それが社会人としての常識でもあります。


 組織で話し合い、何かを決めた時、全員が文句なしに賛成し全会一致で決まることなどまずありません。誰かが強く反対したり、延々と議論し時間切れで多数決をし、小差で決まることの方が普通でしょう。それが、現実的であり民主主義の論理です。


 話し合いで決まらなければ、多数決で決めることは、民主主義社会の健全なルールであり常識でもあります。そして、決まったら反対した人も、棄権した人も、中立だった人も全員で文句言わずに全力で支援するのも会社や組織のルールです。

 それができない人は、組織から去るべきです。

組織の雰囲気や団結を崩すので、組織にとって邪魔で、いらない存在になるからです。一度みんなで決めたことに従えない人は、その時のみならず、毎回同じような状況で従

えない人です。ある種の我儘で自己中心的な人ですから。

いくら反対したからと言って、みんなで決めたことが間違いで、あなたの言っていることが正しいなのでしょうか?

とにかく全力でやってみないとわからないのです。従って、みんなで決めたら文句を言わず、とりあえず全力でやってみましょう!


私も以前米国にて勤めていた大手国際会計・経営コンサルティング会社での国際部門では、皆さん仕事はできましたが、年齢、性別、出身国、経験、知識、性格、大学・大学院での専攻、前職など、すべてにおいてかなり違っていました。

所謂「動物園」状態で、「これだけ違う人達がよくまあ同じ組織に集まったなあ……」と会議をする度に参加者の顔見ながら感心していました。

その中でも最年少ということもあり、特に私は異色で浮いていたのかも知れません。

しかし、組織の団結力と生産性は抜群で、いつも散々喧々諤々と議論するのですが、決めたことは、その後全員100%従い全力でサポートしていました。