「手帳をフル活用できない人は、社会人として失格であることに気付いていない人。手帳を独自の方法でフル活用できることは、できる人の最低条件だ」
社会人として立派な人に共通点がいくつかあります。
その一つは、手帳をフル活用していることです。それも、皆さん独自の手帳術を確立しているのです。
毎年、年末年始になると手帳を買おうとする人達で、デパートや文房具店の手帳売り場は、込み合います。
よくよく観察していると、ほとんどがどうやら自分に合っている手帳を買おうと思って来ているのではないようです。むしろ優れた手帳を見つけ、そのまま活用するため自分をその手帳に合わせるつもりでなのです。
私も独立するまでは、同じことをしていました。
ところが、ある時気づきました。売られている手帳のほとんどが、余計な欄や情報が多いのです。そして、実際に一番必要なスケジュール欄やメモ欄のスペースが十分にとられていないのです。
特に毎日のスケジュール欄があれば、その他の欄、たとえば年間スケジュール欄や月間
スケジュール欄も使う必要がなくなります。
スケジュール管理は一箇所(毎日のスケジュール欄)で十分ですし、その方が管理しやすいのです。複数ヶ所あれば、却って記入漏れやダブルブッキングなどミスや混乱の元となります。
私も市販の手帳を使っていますが、日々のスケジュール欄やメモ欄だけ使っています。
最初から他の欄は、いらないことがわかっていますので、無視してメモ欄として使っています。
手帳のメモ欄以外に、手帳サイズのメモ帳を使う人をよく見ます。手帳に書くと直に書くスペースがなくなると思っているからです。
ところが、現実は違います。新聞記者など特種な職業についている人以外は、一年間手帳にメモし続けても、書くスペースがなくなることはまずありません。スケジュール欄以外すべてメモ欄として使えばいいのです。
私は10年以上毎年手帳のスケジュール欄以外のスペースを、メモ欄として使って書きまくってきました。が、年末までにすべてのメモ欄が埋まったことは一度もありません。
経営コンサルタントという仕事柄、かなりのメモ魔です。そんな私でも、一年間手帳にメモし続けても、全てのページが埋まることはありません。ですから、心配せずにがんがん手帳にメモして下さい。
ポイントは、どんな形式の手帳を使うことになっても、手帳の機能に自分を合わせる必要はないということです。
出版社の都合で勝手に作った枠や欄を無視して、自分の使いたいように手帳を使えばいいのです。つまり自分独自の便利な手帳術を発案し、実践していけばいいのです。それが真の手帳をフル活用するということになります。