「ただ呆然と考えているからいつまだ経っても何も見えてこない。文章や図にすることで具体化・明確化でき、物事の本質が自然と見えてくる」



「できない社員」は、ミスや失敗などで問題が起きても、単に呆然と考えるだけなので、いいアイディアや考えが浮かびません。従って、次に何をどうしたらいいのかわからないままですから、ほったらかしになります。そんなことで、結局いい加減な人として見られるのです。

 一方、「できる社員」は、全力で対応します。何がなんでも解決しようと、できる限りの方法を試してみます。結果的には、文章や図を利用して、情報や考えを整理するのです。


 世の中複雑です。どんなことも様々なことから影響を受けての結果として、現象となって出てきているのです。

 複雑なことを複雑に考えていたら何も解決できません。あまりに多くの要因が浮かび上がり、何が影響を与え、それで具体的に何をすれば問題解決になるのかなど、却ってわからなくなります。そんな時、考えれば考えるほど、頭の中が混乱し、どんどんわからなくなっていくでしょう。私も昔そうでしたが、結局何もできないで終ってしまいます。


 多くの人は、単に文章や図にしただけで、物事が明確になり、解決の糸口が掴めるとは思いにくいのではないでしょうか。

そう思われるなら、ぜひ試してみて下さい。慣れないこともあり、始めた当初はよくわからず、ピンとこないかも知れません。

 でも、慣れてくれば、思考の限界を突破するためには、文章や図は強力なツールになることを実感できるようになるでしょう。ですから、少し試しただけで、「ダメだった!」と諦めず、いつも文章や図にして頭の中を整理する癖をつけてみて下さい。必ず成果は出ますから。

 私も思考が行き詰る度に、文章や図にすることで、随分と問題を明確化し解決してきました。謙遜ではまったくなく、元々頭はとても悪いですので、この方法は私にとって、今欠かせない仕事術になっています。