「『できない社員』は、もう二度と使わない書類や資料をいつまでも捨てずに大切に管理する非効率な人」



 仕事ができない人は、ものを捨てられません。それも、もう二度と使わない不必要なものを、です。

 仕事のできない人に限って言います。

「捨てるだなんて、とんでもないよ! その資料また将来使うかも知れないじゃないですか!」と。

 一見正しいように聞こえます。

 しかし、実は私たちが毎日見る書類や資料の中で、将来本当に必要になるものは、本当にごくわずかなのです。


 私の場合、仕事柄、毎日大量の情報・書類・資料を入手します。しかし、その中で、将来また見なければならないものは、おそらく、5%ともないでしょう。

 ですから、私の大事な仕事術の一つは、新しい情報・書類・資料を得たら、将来本当に必要かどうかを瞬時に判断し、そうでなければ使った直後に捨てます。


 場合によっては、万が一捨ててしまったものでも、必要になった時、また入手すればいいのです。

そもそもほとんどの書類や資料は、捨てても再度入手可能なものばかりであることに気付くべきでしょう。

 従って、将来使いそうでも、その確率が低い場合、思い切って捨てるのです。そうでもしないと、書類や資料はどんどん溜まっていって、大量過ぎて管理不能になってしまうのです。


とにかく捨てることに徹しなければ、どんどん不必要なものが溜まります。そして、その二度と見ない、また使わないであろうものの管理のために、仕事において、ものよりも大切な時間と労力を使わなければならなくなります。

 そんなことをしているから、「できない社員」になってしまうのです。