「『できる社員』になりたかったら、まず『超』勉強家になること。過去の経験や知識が役に立たないくらい激変している今、これから猛勉強できない人は、必ず『負け組』となる」



「どうしたら、『できる社員』になれますか?」

 最近よく受ける質問です。

 聞くととても深刻そうなのです。将来への不安からでしょうか。

 ただ、私はいつも同じように答えています。

「まず『超』勉強家になることです。今瞬時を惜しんで勉強していますか?」

 すると、たいがい次のような返事が戻ってきます。

「何の勉強ですか?」とか「え、瞬時? もう学校を卒業したのに、まだ勉強するのですか?」とかです。

 こんな反応を見て、私は愕然として言葉を失います。


 学校では理論や基礎だけを習います。それだけでは、何の役にも立ちません。理屈ばかりこねるただの頭でっかちになるだけです。社会、特に会社ではそんな人は敬遠されます。

社会に出たら応用ができないと通用しません。ですから、応用ができるようになるための勉強をしなければならないのです。

その習得プログラムは、学校と違って誰も教えてくれないのです。今度は自分で考え作っていかなければなりません。試行錯誤しながら。


 四半世紀に渡って、日米アジアでビジネスをしてきて思います。

結局「できる社員」と「できない社員」の決定的な違いは、勉強しているかどうかだと思います。それも『超』勉強家になれるかどうかです。

 私は、『超』勉強家なのに「できない社員」である人を、今までに一人たりとも会ったことはありません。聞いたこともありません。

『超』勉強家であり続ければ、絶対に「できる社員」になれます。最初は「できない社員」だった人でも、すぐにできるようになります。

 なぜなら、勉強も仕事も同じだからです。もっと言えば、人生そのものが、勉強するためにあり、仕事はその勉強の現場なのです。

 ですから、勉強しない人は、人生でも、仕事でも負け犬となっていくことでしょう!


「仕事は戦い」

 私の上司が頻繁に言っていた言葉で、今は私が毎日連発しています。仕事の本質をついていると思うからです。

 戦いである仕事ですから、勝たなければなりません。勝つためには徹底的して勉強しなければならないのです。競争相手も毎日大変な勉強をしているのですから、当たり前のことですよね。


 ここでいう勉強とは、学校でいうところの勉強ではありません。

仕事を含めて人生でどうしたら、自分の知識・知恵が増えていくのか、またどうしたら、自分が人間として立派になり成功できるのかの勉強なのです。

 そんな勉強をしている人は、仕事人としても、人間としてもどんどん成長していっています。自然に「できる社員」になっているのです。