長期間大統領や総理大臣を務める人。

会社を起こして株式公開し億万長者になるがその後も会社をさらに成長させ続けられる人。

現役時代はプロスポーツのスタープレーヤーで引退後もプロチームの監督を長年できる人。若い時から亡くなる最後まで芸能人として人気を博し続けられる人。

成功者の中でも尊敬されている方々の一例です。


同じ人間なのにどうしてこれだけ究められるのでしょうか?

いくつかの理由があると思いますが、その人が持っている器がすべてを決めていると思います。

器が大きいと、人、もの、金、情報、運、つまり成功に必要なものはすべてついてきます。

もし、疑うなら、皆さんの周りで、尊敬できる成功者を見てみて下さい。その人達は、例外なく器の大きい人ばかりのはずです。


本格的に成功し続けたければ、人間としての器を大きくし続けることに死ぬまで挑戦することです。そうすれば必ずその願いは叶うことでしょう。

例え今は超貧乏でも、学歴がなくても、またまったく何もなくてもです。

ただ、ひたすら器を大きくすることに最大の努力を続けてみて下さい。そうすれば、まず人がついて来ます。そして、その人達(人財)が、もの、金、情報、運、つまり成功に必要なものをすべて呼び寄せてくれます。


なぜ、そのように呼び寄せてくれるのでしょうか?

ほとんどの人は器の大きい人を好むのです。愛し、尊敬し、ついて行きたくなります。そして、支援したくなるものです。

器の大きい人は、周りの人がいざという時に逃げ隠れもせず、堂々と助けてくれるハートのある人です。

人は器の大きい人に命懸けで付き切り、守りたくなります。


西郷隆盛、坂本竜馬、高杉晋作、福沢諭吉、吉田松蔭、野口英世、渋沢栄一、浜口雄幸、吉田茂、松下幸之助、王貞治、長島茂雄、ハンク・アーロン、マハトマ・ガンジー、ミハイル・コルバチョフ、フローレンス・ナイチンゲール、ネルソン・マンデラ、サム・ウォルトン、ビル・ゲイツ、マイケル・デル、ウォーレン・バフェット、ヘンリー・フォード、ジョン・ロックフェラー、デール・カーネギー、孔子、毛沢東、周恩来、エイブラハム・リンカーン、ウィンストン・チャーチル、ジョン・F・ケネディ・・・。

いずれも、道を究めた器の大きな人々の代表格です。挙げれば切りがありません。


彼らには共通する点があります。

それは、自ら課した、するべきことを誰が何と言おうと体を張って命懸けでやり通してきたことです。

器が大きい人とは、命懸けで信念を貫くことでもあります。器を限りなく大きくするには、保身をなくし捨て身で生き抜くことです。

 

一度、器を大きくする努力を始めたら、生き方や人生が大きく変わるでしょう。

ある偉人に聞きました。

「器を大きくするということは、どうすることですか?」と。

 偉人は即答してくれました。

「人を愛し、人を激励し、人を助けることで、自らを成長させていくこと」

私もビジネスを通じて、少しでも器を大きくしたいと痛感するこの頃です。