「成功した人の共通点の一つは、『仕事は戦い』であることを悟り、真剣勝負の戦いを繰り広げてきたことだ」
人生長いようで短いものです。その中でほとんどの人にとって最も多くの時間を費やすのが、仕事です。
ですから、好きで人生を賭けられる仕事ができればとても幸せです。
しかし、大半の人は、自分にとってそんな魅力的な仕事につけていないのではないでしょうか。
でもそれが現実なのです。
それから目をそらしたら「現実逃避」となります。
私が日米アジアでのビジネスの世界で、25年以上見てきた限りにおいては、「できない社員」は、「現実逃避」型人間が圧倒的に多かったのです。
何事においても「現実逃避」を始めたら、負けの人生へとはまっていきます。なぜなら、人生において勝つということは、日々の現実で結果を出すことだからです。
仕事に対して、よく勘違いしている人がいます。
仕事は単に楽しい方がいいと思っているのです。
ですので、楽しくない仕事はすぐに辞めてしまいます。そして、どんな仕事も長続きせず、仕事から仕事へと転々としてしまうのです。
そんなことを続けていたら、一生楽しい仕事を追い求め、結局見つからずして終ってしまう人もいるでしょう。
とにかく今、楽しくない仕事、辛い仕事はやるべきでないと思っている人が多くいるのです。そんな人は、挙句の果ては、フリーターとかニート生活で生涯を終えるのです。
彼らからしてみれば、どんな仕事もつまらないですから、お金に困ったら、ちょっとだけ働いて、ちょこっとだけ貯めて、すぐにその仕事を辞めて働かなくなるのです。
これは勘違いどころが、大きな間違いだと思います。
彼らは、そもそも人間にとっての仕事の意義がわかっていません。何のために仕事をするのか、です。
私の仕事の定義は、「人間性を向上させるために行う、世のため人のため自分のための訓練・修行」です。
私だけでなく、20年間の米国生活の中で、私が個人的にお付き合いさせて頂いた、世界的な大富豪、大起業家・経営者、一流のプロフェッショナルの方々も、同じ仕事の意義と価値観を持って、働かれていました。
更に、悠々自適な生活を送っている彼ら成功者達が、共通して持っていた体験でもあり認識がありました。
それは、「仕事は戦い」ということです。
成功者である彼らも、最初はお金も能力も何もなかったのです。むしろ、恵まれない家庭だったり、貧しかったり、頼れる人がいなかったりで、苦難の連続だった人が多いのです。
そんな中、社会に出て必死に頑張り、仕事で成果を出していきました。言葉で言うのは簡単ですが、仕事という一つひとつの壮絶な戦いに勝っていったのです。
勿論、負けることもあったでしょう。しかし、長期的・総合的には勝ったのです。
そんな彼らの真剣な戦いを通して、仕事というものは、一見簡単なようですが、しっかり成果を出し、信頼を得続けるには、どれだけ大変なものなのかを、私は思い知らされたのでした。それも、どんな仕事でも、です。先人が言ったように、「職業に貴賎はない」のです。
つまり、どんな仕事をするにも、真剣に全力でやらなければ信頼も得られなければ、成果も出ないということです。
仕事をするということは、まさに「真剣勝負の戦い」をすることなのです。
でも、それを悟り、仕事でいつも「真剣勝負の戦い」をしていけば、間違いなく上司や周りから評価・信頼を得、成果も出ることでしょう。
ですから、仕事で成果を出したかったら、「できる社員」になりたかったら、「仕事は戦い」であることを肝に銘じ、一つひとつの仕事において、気を緩めることなく真剣に全力で戦おうではありませんか!
そうすれば、実はほとんどの場合、段々仕事は楽しくなり、好きにもなっていくものです。それも表面的なレベルではなく、心からです。
なぜなら、自分自身の人間性が、仕事を通じて向上していっているのがわかるからなのです。真剣にやればやるほど、世のため人のため自分のためになる訓練・修行を受けているのが、実感できるようになるでしょう。