効率的なお金儲けの方法を考え始めたら、今の職場で働くのがバカバカしく感じる人がいます。確かに理不尽なことや不効率なことばかりが周りで起きていて、頑張っても増収が見込めない場合、そのようにモチベーションが下がるのも当たり前でしょう。

 しかし、たいがい反対です。今いる場でしっかり仕事をし、戦いきって次に進まないと、やはり次の職場でも同じことが起き、悩まされ続けます。

つまり、環境のせいにしてはいけないのです。環境のような外因を理由にしているうちは根本的な解決はなされないのです。

 なぜでしょう?

「原因結果の法則」が働くからです。

人間は運命を背負って生まれてきており、何かに苦しんだり困ったりするということは、そもそもそうなる運命にあるからなのです。それは、「原因結果の法則」から、既に積んだ原因があるため、そうなる結果、即ち運命となっているのです。

 ちなみに、新明解国語辞典(三省堂)によると、運命とは、「生前から既に定まっていて、人知の及ばないものと考えられている、その人の生死や身の上に起きる幸・不幸、苦楽などの巡り合せ」と説明されています。

 ポイントは、実は生前から既に今葛藤している問題で悩み苦しむことが定まっていたことです。

「まさか、そんな細かいことまで決まっているなんて?」と、ほとんどの人は思うでしょう。

 私も最初はそう思いました。でも、ちょっと振り返ってみて下さい。今まで、同じようなことで何度も悩み苦しんできませんでしたか?

「なんでいつも同じ問題が自分に起こるのだろう?」と葛藤してきませんでしたか?

 様々な問題を徹底的に追求していった時、仕事でも人生でも、いつも同じことで行き詰まり、悩み苦しんできたことがわかります。それも何度も何度も、です。

でも、それが人間として普通であり、ほとんどの人が同じ思いを持っているのが、多くの人とのヒヤリングを通してわかりました。

 このようにその人にいつも同じ、または同じような問題が起きることを、人間の運命と一体である「生命の傾向性」として、生命哲学では説明されています。

あなたの生命が同じような問題の要因を引き寄せ、それが原因となって同じような結果、つまり問題を起こさせているのです。それが、「生命の傾向性」です。

 ですから、あなたが同じような問題で悩み苦しむのは、必然なのです。なぜなら、あなたが、正確には、あなたの生命が、そのような問題を誘発させるように呼んでいるのですから。

 それで、一時的にその場(職場)から逃げて、他の場(職場)に移ったとしても、運命と直結している「生命の傾向性」は変わっていませんので、また同じことが起こります。要するに根本的な「生命の傾向性」を変えなければ、どこに行っても、同じことで悩み苦しむのです。

 では、どうしたら運命を操る「生命の傾向性」は変えられるのでしょう?

 答えは簡単です。

今いる場から一歩も逃げず、戦いきって決着をつけることです。戦いきって決着をつけるとは、本気で、また誠心誠意全力でとことん打ち込むことです。

それで負けてもいいのです。それが決着ですから。決着とは勝ち負けをはっきりさせることなのです。

大事なことは、中途半端ではなく、全力でやることです。今いるその場で起こっている問題から一歩も逃げないということです。

これが、運命を操る「生命の傾向性」を断ち切ることになるのです。逃げて楽な方向に進もうとする自分の弱い生命の傾向性を打ち破るのですから。

とことんやって結果が出なければ、つまり勝てなければ、その道に使命がないということなのです。であれば、新たな使命の道を探し挑戦すればいいのです。

それを何度か続けているうちに、本当に結果が出せる、自らが納得できる使命ある道が見つかるものです。

結果として、金運のない運命を背負って生きてきた人も、その運命を操る「生命の傾向性」を自らの力で変革することになるので、金運はどんどんよくなります。

これを米国の大富豪や成功者達は、「運命を自らがコントロールする方法」として認識しています。