20年近く米国にいてとても勉強になったことがあります。それは、私が15年以上テキサス州ダラスにいたからなのです。

 実はアメリカ人の間でもあまり知られていないのですが、ダラスという市は、全米でも最も大富豪が集まっている地域なのです。

 出版社から依頼頂いた原稿を書くため、全米で最も大富豪が多い地域を調べなければなりませんでした。その過程で、ダラス地域に大富豪が多いことを知ったのです。

 毎年「フォーブス」という有名米国ビジネス誌が、世界の富豪リストを発表します。そのリストに名前を連ねるほとんどがアメリカ人なのです。その中でもダラス地域に住んでいる方が最も多いのです。

 米国で「国際経営コンサルタント」として独立した時、日本人という希少価値も手伝って、何十人もの大起業家や大富豪の顧問をさせて頂きました。彼らと知り合うきっかけになったのは、政治家のパーティーでした。

 ちなみに米国で政治家になるのには、日本と比較にならないほどお金がかかります。ですから、ビジネスで成功し財を成すか、富豪を強力な支援者として持っていなければ、政治家になれないのです。親子で大統領を輩出したブッシュ家も「石油成金」です。


顧問でありながら、大起業家や大富豪から教えてもらうことが圧倒的に多かったため、とても勉強になりました。顧問料を頂いているのが、申し訳ないくらいでした。

彼らの多くは、「石油成金」です。石油ビジネスというものは、儲かり始めると、巨額のお金が入ってくるのです。残りのほとんどは、ハイテクビジネスでの成功者でした。


 そのような大起業家や大富豪と接する中、一つのお金儲けのルールを教えられました。それはとてもシンプルなことなのです。

 一言で言うと、「稼ぐと決めた者だけが稼げる」なのです。

 この言葉は、彼らの言動を見ていて悟りました。彼らはまず稼ぐと決めるのです。そして、徹底的に正しいお金儲けの方法を追求するのです。その執念が、凡人とまったく違います。従って、稼げるかどうかを悩んでいる時間があれば、まず稼ぐと決め、バカになってやれることをすべてやってみたらどうでしょう。