ある人がいいました。

「笑顔になれば 言葉が変わる

言葉が変われば 心が変わる

心が変われば 行動が変わる
行動が変われば 結果が変わる

結果が変われば 人生が変わる
人生が変われば 笑顔になる」

 笑顔には凄いパワーがあります。

笑顔でいると前向きになれます。笑いはその場の雰囲気を和ませ、周りの人々に楽しさと安心感を与えます。

そのため、人を魅惑し、自分のファンにしてしまいます。ファンになってもらえれば、貴重な情報や人を紹介してくれるので、運がどんどんよくなっていくのです。

 従って、笑顔はどの分野においても成功のカギになります。逆に成功し

た人には、いつも笑顔があり、またその笑顔がとっても素敵です。作った

ものではなく、感謝の心から滲み出た自然のスマイルだから、美しいので

す。

 私はこのことに気づくのが本当に遅かったと思います。毎日全力で頑張

ろうとするのですが、ただただ必死ですから、心に余裕がないのです。

に余裕がありませんので、いつも苦しそうで、しかめ面をしているのでし

た。

「こんなに必死なのに、なんで成果が出ないんだ! なんで誰も助けてくれないんだろう?」

そんなわけで、鬼のような顔をして、絶えず凄まじい形相で言動していした。

魅力的でないですから、人もどんどん離れていきます。それで、いよいよ焦って必死になるのです。正に悪循環です。

 たった笑顔になれないだけで、随分損をしてきたようです。

 私が笑顔になれなかった最大の理由は、人に対する感謝の心が欠けてい

たかだと思います。周りの人やお世話になっている人に対して感謝の気もちがあれば、感謝の心で、もっと笑顔で接することができたはずです。

 考えてみれば、昔の私には、笑顔ぐらいしか何も差し上げられなかった

のに、その笑顔を忘れていたのでした。

 ある時、先輩経営者から、そのことを指摘され、心から猛反省しまし

た。彼は言いました。

「浜口君、あなたみたいに、いつもセカセカしている経営者で成功した経営者は見たことないよ! もっと感謝の心で人に笑顔を振りまき、悠々と経営に当たっていなかないと、失敗するよ。焦ったところでいいことないから」


 それからというもの、人に対してとにかく感謝をするようにしました。

それも自然に、です。

 考えて見れば当たり前のことだったのです。なぜなら、私自身バカでダ

メ人間でしたので、人からの助けや応援がなければ、絶対に出世も仕事で

も成果を出すことも不可能だったのからです。まして、独立なんてできる

わけがありませんでした。すべて、周りの方々のお陰だったのです。

 独立したての頃は、それをよく理解し、いつも誰に対しても、誠心誠意

感謝の気持ちを表していました。ですので、誰に対しても、自然と笑顔を

振りまいていました。

しかし、その感謝の気持ちがいつの間にか忙しさと慣れからか、無くなっていったのです。

 面白いもので、笑顔がなくなれば、発言までがネガティブとなり、生き方も段々後ろ向きになっていきました。それは、余裕のない精神状態の表れだったのでしょう。精神状態がそんな余裕のない状態ですから、行動も焦って必死にやっている割には、空回りが多いのです。

 時間ばかりかけて空回りしていますから、結果は燦々たるものでした。

 ところが、一度笑顔を振りまいていったところ、どんどん運が良くなり、結果も徐々に出てきて、人生が好転していったのでした。