「なんで自分はこんなに運が悪いのだろう……」

 ついついこんな風に溜息ついていませんか?

私が思うに、ほとんどの日本人はそうです。しかし、現実は、まったく逆です。

「自分って、なんて運がいいのだろう!」

 なのです。運は、運がいいと思った人についてきます。

でも思い込みではなく、本当に、我々日本人は運がいいのです!

 

よく言うのですが、戦国時代や太平洋戦争時でもないこの平和な「平成」の時に、日本人として生まれてきたこと自体、とんでもなく運がいいのです。

イスラエルやイラクなどの戦地で生まれていたら、既に爆弾で殺されていたかも知れません。また生きていたとしても、手足は地雷で吹っ飛び、息を吸うのがやっとだったかも知れません。

まだ、子供だったら、学校に行けるどころか、まともな食べ物すら得られず、毎日栄養失調で苦しみ、餓死の恐怖との戦いです。

日本に生まれた私達は、平和な国で進路の選択が許されています。自分の努力次第で可能性はいくらでも追求できるのです。どんなに家庭が貧しくても、どんなに自分に能力がなくても、です。

私も能力はなかったのですが、可能性を追求したため、夢は実現させました。私は幸運にも、夢を追って努力するのに、誰からも邪魔されませんでした。その夢が、誰の目にも実現不可能に見えていたにもかかわらず、です。

貧困な国、戦争下の国ではほとんどの人々は、夢に挑戦できる可能性がゼロなのです。ですから、日本人に生まれて運が良かったとは思えなければ嘘です。夢や目標を遠慮なく、また誰にも邪魔されることなく追い続けられるのです。

エイブラハム・リンカーン氏は七回以上も選挙に落ちましたが、最後まで諦めなかったので大統領になれたのです。

また、カーネル・サンダース氏も、何度も何度も事業に失敗し、お金がなくて惨めな目に遭いました。しかし、諦めず背水の陣で65歳の時に、フライド・チキン屋さんを始めました。

その事業は、世界初のフランチャイズ・ビジネス、かつ世界最大級ファースト・レストランとなった「ケンタッキー・フライド・チキン」(KFC)の始まりだったのです。

もし、彼らが「自分には運がなさそうだから」といって、途中で諦めていたら、結果は出せたでしょうか? おそらく、リンカーン大統領もKFCも誕生していなかったでしょう。

今は、経験、知識、ノウハウ、信用、人脈など何もないかも知れません。

しかし、やる気、素直さ、体力、愚直さ、融通性、謙虚さなどどれかしらあるでしょう。実は、日本では、どれか一つでもあれば十分です。運がいいと思います。

 戦争をしている地域で生まれた場合、これらすべてを持てたとしても、まったく意味をなさないのです。使えないですから。

 本当に、我々は運がいいと思いませんか! そう思えたら、感謝したいものですね!