21世紀になって、グローバル化、ボーダレス化はいよいよ進んでいます。それも、20世紀の時代と比べものにならないくらいのスピードでです。中小企業のビジネスたりとも、競争は国際的になりつつあるのです。

 創業して数年しか経っていない私の顧問先であるベンチャー企業数社も、既に国際的な競争から避けて通れなくなっています。

一昔前までは、国内での競合他社の動きだけをチェックし、彼らに勝つために戦略を立ててさえいれば良かったのです。が、今は、世界的レベルで、競合する技術・商品・システム・サービスを徹底的にチェックしなければ、知らないうちに打ちのめされることになります。とても怖いことです。

要するにもう、海外の競合他社の動きも知らなかったでは済まされないほど、熾烈な国際競争化時代に入っているのです。

ビジネスは、食うか食われるかの超シビアな世界です。ですから、戦場が国際化した今、競争相手が海外にいれば、彼らに勝つための研究をし、戦略も立てなければならないのです。その第一歩として必要なのが、国内外にいる競合他社に関する情報収集です。


職場で競合他社の動きを把握しようとするのは、当たり前中の当たり前なのです。

できる人は、職場を離れてからも、競合他社の動きを努力して徹底的に研究しています。

常に、どの競合他社において、競合の技術・商品・システム・サービスが、今、どの程度・段階なのかの正確な情報を入手し、どうしたら自社が勝てるかを考え続けています。


競合他社の動きを調べ分析していると、とてもいい勉強になります。場合によっては、いいとこ取りもできるのです。

逆にあなたにそれができなくても、競合他社のできる社員はそうすることで、大きく貢献することでしょう。

私も、国際会計・経営コンサルティング会社に勤めていた際、勤務時間外に絶えず競合他社の動きを研究していました。

特に、彼らが新しいことを始めた場合、我々もやるべきかどうかを提案するために、徹底的に彼らの新しいサービスに関する情報をとり、戦略を練り提案しました。

それをしないと、あっと言う間に、競合の優位性ということで、競合他社から取り残され、彼らの新しいサービスによってクライアントまで失ってしまいます。


「業務時間は忙しくて、調べる時間がありませんでした」

 プロの世界でそんな言い訳が通るものではありません。

そんなことを言い訳にしていたら、「私は業務時間しか仕事ができない無能な人間です」と言っているようなものです。

 プロにとっては、日中の業務時間外に、どれだけ会社や組織に貢献できる原因を作れるかが勝負なのです。

 であるなら、夜は、非常に貴重な情報収集活動に使える時間帯なのです。

目標を達成できる人になりたければ、プライベートな時間である夜を使って、仕事に必要な情報、特に競合他社のをとるぐらいの気概と行動力がないといけません。

 結局、それができる人とそうでない人との大きな違いにもなるのです。