米国の起業家が実践していて日本の起業家がしていないことで、日本の起業家もやれば絶対に経営において助かることがあります。それは相談役を置きアドバイスを受けることです。相談役で構成されるグループを米国では「アドバイザリー・ボード」と言い、日本語に訳すと「相談役会」になります。通常5人~10人程度の人達で成り立っています。
彼らは、ベテラン経営者、ベンチャー・キャピタリスト、インベストメント・バンカー(投資銀行家)、弁護士、CPA(公認会計士)、経営コンサルタントなどで、それぞれ起業又は起業支援に関して経験豊富なプロ達です。「アドバイザー・ボード」のメンバーは別に有名人だったり、大物だったり、お金持ちである必要はまったくありません。
相談役になってもらうポイントは、既に成功している人で、起業家であるあなたのことをよく知り、あなたの成功のために喜んで無報酬で応援してくれる余裕のある人です。できれば、それぞれ違う分野のプロであれば、様々な経営上の問題をすぐに相談役に相談でき対応や処理も早くなります。また、彼らは長年培った一流の方々との人脈があるため、必要な人々を紹介してくれます。
相談役にするべきでない人は、知ったかぶりをする人、思い込みの激しい人、古い考えの人、強引な人で、つまり、自分の意見が絶対だと思い込んでいる傲慢な人です。
ちなみに、当社も「アドバイザリー・ボード」を設置しています。メンバーは、大手ホテル・チェーン元CEO、短期間で一部上場企業にした起業家、IT専門学校理事長、大手監査法人系コンサルティング会社CEO、大手ケーブル・テレビ会社CEO、大手投資会社CEO、大手IT会社元CEO、ベテラン経営コンサルタント、国際ベンチャー・キャピタリストなどで、経営で迷ったり、問題が起こる毎に相談しています。的確なアドバイスを頂いたり、力になってもらえる人を紹介頂いたりで本当に助かっています。
そういう意味で、相談役は有り難い存在ではありますが、彼らも誤解したり間違えたりするので、アドバイスはあくまでも参考にし、決して鵜呑みにしないようにして下さい。