2005年8月11日の活動


米国で日本食レストランチェーンを展開するEBIZOの中野健太社長がロサンゼルスから来ました。ロス近郊で一号店を出し、軌道に乗ってきたこともあり、多店舗展開のための資金調達の件で相談を受けました。ロッキー青木氏以来、米国で本格的な日本食チェーンがまだ出てきていないので、ぜひ彼には成功してもらいたいものです。


ところで、EBIZOはどちらかと言うと、ファーストフードに近い業態です。米国での日本食チェーンを展開では、もう一人応援させて頂いている人がいます。Dream Diningの江村哲也社長です。彼は居酒屋を展開するワタミの元常務で、私がワタミに紹介した米国大手アメリカン・カジュアル・ダイニングのTGI Friday's(本社テキサス州ダラス)の初代社長を引き受けてくれた人でもあります。Dream Diningは、「食堂」という店名で一号店をハワイのホノルルに出し、大成功を収めています。


午後は、代理人のアップルシード・エージェントの鬼塚社長とPHP研究所の姥康宏(うば・はすひろ)係長を訪問。出版する私の本の打ち合わせをしました。姥さんは、鬼塚社長同様ベストセラーをプロジュースし続けていることもあり、とても感性が優れている明るい方でした。なんとか10万部以上売れればと思います。


その後、米国在住の金井信次ゴールデン・ブリッジ・インベストメンツ社長並びに弊社顧問税理士の阿部国際会計事務所阿部所長とで「米国不動産投資ファンド」設立のため、打ち合わせをしました。私の元顧問先で米国不動産買収・経営のプロ、Realty Appreciation社のStewart Hoffman社長をご紹介し、彼の力を借りて進めることになりました。「餅は餅屋」で役割分担し、できるだけ日米でプロを入れた方が、本プロジェクトの成功率が高まると判断しました。


金井社長は私と似た経歴の持ち主で、University of Washingtonで経営と会計を専攻し、卒業後、大手会計事務所、米国アーサーアンダーセンや投資銀行などで働いていたこともある財務・会計・税務のプロです。ちなみに、米国公認会計士として実務経験も長いので、米国投資にかかわる日米の税務・会計・財務に詳しくて、非常に助かります。


夜は、イオンの元専務・監査役で、イオン・グループが買収したヤオハンやマイカルに管財人代理・代表取締役社長として2社を建て直ししてきた「流通業界再建のプロ」榎本惠一さんが、イオン・グループから引退したため、赤坂見附にあるレストラン「忍者」で慰労会を、幹事である私も含め9名で行いました。


参加者の一人である横川紀夫すかいらーく共同創業者・元社長が「忍者」のオーナーでもあるため、場所を提供頂きました。


私以外の参加者は以下の通りです。


横川 紀夫 すかいらーく最高顧問

小山 雅章 ダッシング・ディバ代表取締役社長

榎本 惠一 イオン元専務取締役・監査役、マイカル元代表取締役社長

澤 雄二 参議院議員(フジテレビ元報道センター長)

辻 善則 イオンファンタジー代表取締役会長

飛岡 健 現代人間科学研究所所長

池田 弘 アルビレックス新潟(プロサッカーチーム)会長、新潟総合学院理事長

日高 秀敏 エイチ・アイ・ティ代表取締役


1962年シロへ入社以来、オカダヤ、フタギとの合併から始まり急成長・激動のジャスコ(現イオン)を徹底的に支え続けてきた榎本さんの一貫した人生には本当に頭が下がります。他社から色々なお誘いがあるそうですが、お世話になったイオン・グループの邪魔をしたくないという理由から、業界から完全に引退されたとのこと。本当に男らしい人生ですね!