落ち葉を見たらいつも思い出す

 

木々が染まる頃思い出す

 

そこを通ると思い出す

 

 

そんな場所が有るのです

 

 

山から庭に飛んで来た落ち葉を眺めてたら

 

又、脳裏に蘇えったあの場所

 

 

少し色褪せたけれど、丁度こんな秋

 

毎年、思い出す場所が有るのです

 

 

 

 

被災前、この遊歩道が大好きで

十月桜の咲く頃に必ずここに来て眺めたの

 

秋が深まると、木々が美しく成って

また眺めに来たの

 

 

落ち葉に成って、

地面が染まった頃にも歩いたの

 

 

そんな忘れられ無い所が有りました

 

 

2010年

秋の写真です

 

十月桜は向かって右側の木です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは釜石湾からすぐ傍で、友の会社が有った裏手

 

何度もこんな季節に木々を眺め

落ち葉を手にし、過ごした時間が

残ってる写真と共にこうして脳裏に甦ります

 

 

今、この場所はあの震災で消え

整備が成されて変わり果てました

 

 

先日、山から庭に飛んで来た落ち葉を見て

又、大好きだった遊歩道がはっきり脳裏に蘇りました

 

震災前に高台から見下ろした港や市内

 

真ん中

中央下の薄茶色の建物がホテル

 

須賀

遊歩道が有ったのは、

そのホテルの上側右奥辺りでした

 

 

 

🍀追記

 

↑の写真の大きい建物は

 

釜石肥料株式会社【日清丸紅飼料グループ】

 

もしくは、

釜石グレーンセンター株式会社も隣接してるのでしょうか

 

 

 

 

 

 

この写真は復興後の

あの遊歩道の跡

 

写真右に見える薄茶色のホテルは

被災はしたけれど、復興して再開です

 

沢山並んでた建物が一切無く成り

盛り上げられて姿はすっかり変わりました

 

 

 

 

ここを通る度

季節が廻る度に蘇って来る、私の大好きだった一角です

 

 

 

 

 

 

私達はこんなに海に近い所で生活してます

 

 

海へ続く河口付近

この写真も災害前で

この川を大津波が上流へと走り上がって行きました

 

 

 

 

このアーケード街も今は思い出です

 

 

 

 

 

 

釜石の虎舞