アラビア半島ペルシャ湾南岸にある連邦国家。
以前は海賊海岸と呼ばれ、1835年イギリスと海賊行為を禁止取り締まる休戦条約を結んで以降、イギリスの保護下でトルーシャル・オマーン(休戦オマーン)と呼ばれた地域で、1971年独立しています。
アブダビ、ドバイ、シャールジャ、ラアス・アル=ハイマ、アジュマーン、ウンム・アル=カイワイン、フジャイラの7つの首長国からなり、以前の真珠採集中心から石油資源に恵まれて急発展を遂げ、近年はドバイが国際金融観光都市として経済発展が著しく有名です。
封建的名残から領土は飛び地が多い事が知られる他、住民の多くはインド方面を中心とした出稼ぎ民で占められます。
通貨はディルハムで、インドルピー由来の湾岸ルピーからカタール・ドバイリアルを経て1973年導入され、コインも発行開始しています。
※1フィルス青銅貨 1973年 FAO貨 ナツメヤシ
※5フィルス青銅貨 1973年 FAO貨 日本名ハマフエフキ(ペルシャ湾に多い食用魚)
※10フィルス青銅貨 1973年
※25フィルス白銅貨 1987年 アラビアサンドガゼル
※50フィルス白銅貨 1973年
※1ディルハム白銅貨 1989年