インド洋マダガスカル島沖にある島々で、大航海時代以降に最初はオランダ領、その後フランス領、イギリス領と変わりながら植民、開発が進み、1968年に独立しています。
主にインド系移民が多数を占め、サトウキビ栽培のプランテーションが重要な産業として発展してきましたが、近年では繊維産業から始まった工業生産が大きく、観光産業とも相俟って発展した国となっているようです。
植民が始まる前は、マダガスカル島同様に固有種の動物が多くいる島でしたが、陸鳥のドードーが乱獲され絶滅、鹿の移入も行われて生態系もかなり変化したようです。
通貨はルピーで、インドルピーと同価値で1877年から独自通貨の発行が始まり、更に隣のセイシェル諸島は1914年にモーリシャスルピーから分離されています。1979年にポンドとのリンク(1シリング6ペンス)から外れて以降、価値は落としています。
ビクトリア女王時代からコインが発行されており銀貨もあるのですが、なかなか手に入りません。
※1セント青銅貨 1965年
※2セント青銅貨 1949年
※5セント青銅貨 1922年
※10セント白銅貨 1963年
※1/4ルピー白銅貨 1950年
※1/2ルピー白銅貨 1965年
※1ルピー白銅貨 1951年