部屋のそとへ出てみると、下の階段の手すりにちょうどあれがもたれていることがよくある。こんなときはこちらから話かけてみたくなる。

※(部屋のそと)ドア/Tur/地中の暗示

 歩/tritt→trott/旧態依然、古いしきたり

 ちょうど/gerde→Gelant/鐘などが鳴る、鐘

 手すり/lehnt→Leid/苦痛、悲しみ

 階段/Treppengelander→Treffen Rand/苦しみの限界

 Lust→luster/輝き

 話かける/anzusprechen→Anspruch/権利の主張

《地球の古いしきたりにより苦しみの限界(死に際)で悲しみの鐘(死)が鳴る。

 こんなときに人は輝き(人としての)権利を主張する

 つまり、死というものは人としての尊厳に見守らなければならない、生まれてきた時と同じように…。》

 

もちろん、めんどうな質問をするわけではないので、まるでもう なにしろ相手が非常に小さいものだからどうしてもそうなるのだが 子供みたいに取扱う。

※めんどう/schwierigen→Schubbejack/乞食、浮浪人

 たずねる/Fragen→Freigeben/自由にする

 取扱う/behandelt→befangenheit/偏見

 非常に小さい/Winzigkeit→Wirkichkeit/実際

 そうなる/verfuhrt→verflucht/のろわれた、いまいましい、いやな

 子供/Kind→Kitsch/俗悪なもの

《もちろん、浮浪人(浮浪者)から自由になるわけではないので、まるでもう 何しろ実際のろわれたものだから 俗悪なものとして偏見を持たれる。》

 

「お前の名前は?」「オドラデック」「どこに住んでいるの?」「きまっていません」

※名前は/Wir heisst→Viehisch/残忍な

 住む/wohnst→Wuste/荒地、荒廃した土地

 きまってない/Unbesttimmer→Angestimmer Wohnsitz→Angestimmer Wuste/絶えず心配な荒地

「残忍なものは?」「差別」「荒地にいるの?」「絶えず心配な荒地」

 

そう言って、大きな声で笑うのである、それはしかし肺のない人間にしか出せないような、笑い方である。

※笑う/lacht→Rache/復讐

 肺/Lungenn hervorbringen→Lungenhaft(うそつきの)bringer(伝達)

 なしに/ohne→Ahn/祖先

《そう言って、復讐する。それは噓つきの伝達者にたいする先祖の人間の復習である。》