少なくともそういう痕跡が全然ないのだ、そうした主張を証拠立てる、あとからつけ加えた部分とかは、まったく見あたらない、たしかにぜんたいとしては意味はわからないが、それなりにまとまっているのである。

※糸口/Ansatz→unsicher/安全でない、危険な

 (破損部分)/Bruchstellen→Buchstellen/文字、空字

 まとまる(完結している】・abgeschlossen→ubergross/非常に大きい、途方もない

《少なくともそういう痕跡が全然ないのだ、そうした主張をを証拠立てる、危険な文字とかは、まったく見あたらない、たしかに差別の現象は罪はないが、それなりに途方もないものである。

 

これ以上くわしいこてゃ、オドラテックがとくべつ活動的でなかなかつかまらないので、よくわからない。

※活動的/beweglich→bedenklich/考慮を要する、危険な、重大な

 つかまらない/nicht zu fangen→nicht zu frangen/問うことができない

《これ以上くわしいことは、オドラテック(差別)がとくべつ考慮を要するもので問うことができないのでよく分からない。》

 

あれは屋根裏にいたり階段の踊り場に来たり、廊下に姿を現したり、玄関に出て見たりする、ときには、一か月も姿を見せないこともある、それはたぶんほかの家へ居場所を移しているのであろう、しかし、かならずまたわたしたちの家へもどってくる。

※屋根裏/Dachboden→Dach bose/悪い頭(心)

 階段/Treppenhaus→Trupp hauzahn/集団の牙

 廊下/auf den Gangen→Aufgang/階級

 玄関/Flur→Frau/婦人

 とこどき/Manchmal→Mann/男、Man/人間、誰でも

 一か月も(数か月)/monatelang→mundlich/口伝えの

 ほかの/andere→andauern/絶え間なく続く

 家/Hauser→Hauzahn/牙

 移す/ubersiedelt→siegel/不可解、ubersiegel/過度

 引き返す/kehrt→kett/束縛、鎖

 戻ってくる/zuruck→zudrang/押し寄せる

 わたしの/unser→ansicht/光景、眺め、意見、見解

《あれ(差別)は悪い心にいたり、集団の牙だったり、階段(階級)に現れたり婦人や紳士の誰にでもある。

 ユダヤ人には口伝えの絶え間なく続く牙の不可解は見えることがない。しかし束縛はかならずまた牙の見解として誰からともなく押し寄せてくる。》