秋の蝶子どもに小さな日向あり

 

 秋の蝶(立秋を過ぎてから見かける蝶でもの悲しさ憐れを感じさせる情景)の卵(子/幼虫/芋虫)は冬を越すこともあるが命尽き死んでしまうことも・・・。

 その芋虫がやっとの態で命をつないだ柑橘類の葉。

 よく見ると、小さく啄んだ葉に見える穴を通して葉影の下に小さな日向が見える。小さなもの、極小の日向に向けた作者の眼差しに胸を熱くし共感を誘う作品である。