あれは、屋根裏にいたり、階段の踊り場に来たり、廊下に姿を現したり玄関に出てみたりする、ときには、一ヶ月も姿を見せないこともある、それはたぶんほかの家へ居場所を移しているのであろう、しかし、かならずまたわたしたちの家へもどってくる。
※屋根裏/dachboden→dach bose/悪い頭、心。
階段/Treppenhaus→Trupp hauzahn/集団の牙
廊下/auf den Gangen→gang/動き、経過
玄関/Flur→Frau/婦人
ときどき/Manchmal→Mann/男、Man/人間、誰でも、世間
一ヶ月も/monatelang→mundlich/口伝えの
ほかの/andere→andauern/絶え間なく続く
家/Hauser→Hauzahn/牙
移す/ubersiedelt→siegel/不可解(ubersiegel)/過度
引き返す/kehrt→kett/束縛、鎖
戻ってくる/zuruck→zudrang/押し寄せる
わたしの/unser→ansicht/光景、眺め、意見、見解
《あれ(差別)は悪い心に在る。集団の牙だったり、動きに現れたり、婦人や紳士の誰にでもあることである。
ユダヤ人には口伝えの絶え間なく続く牙の不可解は見えることがない。しかし、束縛はかならずまた牙の見解としてだれからともなく押し寄せてくる》