オツベル・・・大きな琥珀のパイプ

        上手に腹をへらしめしどきには六寸ぐらいのビフテキの雑巾ほどあるオムレツをほくほく食べるのだ。

※これはペルセウス座、アルゴルの性質ではないか。

 有名な食変光星をオツベルに例えたのだと思う。

 

 オツベルときたら大したもんだ。稲扱器械の六台も据えつけて、のんのん のんのん のんのんと大そろしない音をたててやっている

※稲扱器械の六台…天の川には六個の一等星がある

 アルゴル…2.3等から3.5等まで規則正しく明るさを変える食変光星である

 

「ああ、だめだ。あんまりせわしく砂がわしの歯にあたる」まったく籾はパチパチパチパチ歯にあたり、またまっ白な頭や首にぶつかる。

※ペルセウス座流星群のことではないか。

 

第5日曜日

 オツベルかね、そのオツベルはおれも言おうとしていたんだが、いなくなったよ

 

 おや(君)川へはいっちゃいけないったら

 ティコの新星(白象)は天の川に入るようにして光りを消していったのだと思う。

 賢治の天空に見た寓話である。