四人のけらを着た百姓たちが、山刀や三本鍬や唐鍬や、すべて山と野原の武器を堅くからだにしばりつけて、東の稜ばった燧石の山を越えて、のっしのっしと、この森にかこまれた小さな野原にやって来ました。よく見るとみんな大きな刀もさしてゐたのです。

 

(四人着百姓山刀三本鍬唐鍬山野原武器堅東稜𨗉石山越盛小野原来見大刀)

 四人はシ・ニンと読んで、死、任

 着はジャクと読んで、弱(ひっそりとして物淋しい)

 百姓はヒャク・ショウと読んで、百、照

 山刀はサン・トウと読んでサン(太陽)、等(平等)

 三本鍬はサン・ボン・クワと読んで、サン(たいよう)、梵(神)、クワ→カ/火

 山はサン/太陽であり、夜摩(死者の統治者、地獄の王)

 野原はヤ・ゲンと読んで、no原(何もないところ)

 武器はムキと読んで、無期

 虔(慎み深く)

 東はトウと読んで等(平等)

 稜ばった燧石は角/corner→太陽コロナ/火打石 

 越はエツと読んで、閲(確かめる)

 森は魍霊

 小さな野原はショウ・ヤ・ゲンと読んで、照、no原(何も無いところ)

 来はライと読んで、頼(たよるにする)

 見はゲンと読んで、現

 大きな刀はタイ・トウと読んで、大きな等(平等)

 

《死を任(委ねた)ひっそりとして物淋しい百(沢山)の照(光)が、太陽の平等・太陽の平等・照(普く光が当たる=平等)の何も無いところへ平等(差別のない所)、太陽コロナの火を確かめ、魍霊(精霊)の照(あまねく光が当たる=平等)野原(no原/有るけど無い、無いけど有るところ)に来ました。

 現れたものは大きな平等でした。》

 

※平等、平等、平等!

 平等を念仏のように唱えている。

 原始、はじまりに差別はなく平等であることが源であった。