小金井の流れの如き、その一である。この流れは東京近郊に及んでは千駄ヶ谷、代々木、角筈などの諸村の間を流れて新宿に入り四谷上水となる。又た井頭池善福池などより流れ出て神田上水となる者。目黒辺を流れて品海に入る者。渋谷辺を流れて金杉に出ずる者。その他名も知れぬ細流小溝(ショウキョ)に至るまで、若しこれを他所で見るならば格別の妙も鳴けれど、これが今の武蔵野の平地高台の嫌なく、林をくぐり、野を横切り、隠れる現われつして、しかも曲りくねって(小金井は取除け)流るる趣は春夏秋冬に通じて吾等の心を惹くに足るものがある。(本文より)

 

※千駄ヶ谷は、sender/送る人。

 代々木は代々、過去、現在、未来。

 角筈は斎宮の忌み言葉で「在家の僧」のこと。

 諸村は所存(考え)

 新宿は晨宿に通じ星宿

 四谷上水、四谷はシヤ(死谷)

 井頭の井は井戸のこと、井戸/well→wellは良い、立派の意

 善福は善と福

 目黒は目が黒…現世の事

 品海は(ヒン→貧)

 渋谷の渋は渋滞の渋

 小溝(ショウキョ)→消去

 平原/plain→planet(惑星/地球) 

 高台は林(林は先祖の家なり→墓)と畑(畑は即ち野である)on nhight(天上)

 嗚呼此の地球よ、地球は爾、地球よ幽遠無窮よりすれば爾は小なり。されど爾はたしかに人間の住家なり。人間の発生所なり。而して埋葬所なり。(明治二十七年四月二十日)

 地球=人間の発生所=埋葬所=墓。

 

☆自分と同じ祖先の流れの如き、その一である。この流は自分に及んでは送る人、代々、在家のおぼうさんなどという考えの間を流れて新しい星に入り、死の国(冥府)の人となる。また立派な行い、善や福など積んだ世界よりやって来る神の子なる者。現世からいきなり冥府府へ、つまり自殺を経て貧しく終われな世界に入る者。長く生き長寿を全うし、豊かな世界に行く者。その他名も知れず、消えてゆく人に至るまで、若しこれを他所で見るならば格別の妙もなけれど、これが今の武蔵野の地上、天上の嫌なく、墓(地球)をくぐり、空無(宇宙)を横切り、隠れる現れつして、しかも曲がりくねって、(小金井は取除け/自分の身内は地獄には入れられない)

 コガネイ→cognate/同じ祖先)流るる趣は春夏秋冬に通じて吾等の心を惹くに足るものがある。