まさにmental sketh moifiedである。読みながら修正し修正しながら読んでいく。

 

 わたくしという現象は

 仮定された有機交流電燈の

 ひとつの青い照明です   「序」より

※現象/Phenomenon→驚異/wonder(不思議)

 ひとつ/uni→univers/宇宙

 照明/illumination→illusion/幻想

☆私という不思議は人間の代わり、宇宙の死界の幻想です

 

 大正十三年一月廿日→対照自由、太陽で考える宇宙の入口、二重の死

 

 『春と修羅』私的解釈

 心象の亡骸の移住者のところへそっと行く

 あの世への通行許可証の真実は苦悶に歪み

 新しい地球や相関的な失意の地球

 二つの景色の二つの風景

 (新しい死人のだれもが自由を求める 

 地球の精神が生じるとき

 コロナのもう一つの生命ともう一つの死界

 死の入口という奇妙な考えの太陽

 小さくなってどこへでも滑るように進んでいく

(考えは束縛を解放する)

 死に逝く人々は(現世と来世)の中間を出発しようとしている

 虹という自由へのつなぎ目には

 死界に穴をあける誰かが行き交う

 ああ悲しい降臨の周辺

 黄泉の国の通行許可証

 自由の太陽から生まれた太陽にコロナ(死の入口)も等しく見せかけである

 (通風孔からの太陽への変換)

 罪ある世界は失われ

 群衆は涙で太陽を飛び越えていく

 ああ、希望を奪う死の入口の太陽を滑るように水となり火となって行き来する

 私は地球の精神なのだ

(地球の人々はどこにいるのだろう

 その死の入り口を逝った鳥は)

 世に知られない死界の太陽

 地球の精神は地球に共鳴し

 裂け目に隠された自由の地球から

 奇妙な考えによる夥しい数の人間が列をなす

 その太陽は突然赤々と燃える

 すべて二重の考えを

 始まりの地球のひとつから新しく飛躍する人々

(奇妙な考えで死を飛び越え、人は新しく生まれ変わる

 あの世の太陽を過ぎてゆくもの

 平等に炎熱(太陽)に置き換えられたもの

 奇妙な考えを持ったその知っている誰か

 (もう一つの地球は若々しい)

 ああ、死に慄く

 鳥がまた死界を突っ切った

 (罪ある世界はここになく

 地球の精神は裂けて地球に還る)

 

 煌めく太陽に生まれたら

 太陽は言葉を否定する

 (死体は太陽に置き換えられる) 

 始めて聞く地球

 ああ、死は奇妙な考えで

 (死)の人々に活気を与える