それから二人はうちのほうへ蚊のくんくん鳴く桑畑の中を歩きました。
※くんくん/sniff→(軽蔑して)鼻であしらう。
桑/mulberry→mull/しくじり、失敗。
村長さんもちょうど役場から帰った処でうしろのほうから来ましたがその大トランクを見て苦笑ひをしました。
※絵図(怨図)をぎっしり詰めた皮(hide/隠れた→死)のトランク(棺)、下男/カナン(火難)はまるでひどく気が立って(excite=fire→燃やす。
☆村長さん(SONの長、太陽)も、燃やすこと(消去)を失敗した大/ダイ→die(死)のトランク(棺)を見て苦笑いしました。
《全てを許すという考え》善人悪人をも平等に極楽へ送ることに太陽(村長さん)は苦笑いをしました。
◎大雑把な解釈ですが、現世の死人の魂を詰めた皮トランク(棺)を斉藤平太(西東→裏(冥界)を行く太陽)を幽界(極楽)へ等しく送り届けたという話だという伏線があり、《お母さんが少し病気になりました》→お母さんは/月、月が細くなるということは、やがて太陽と月が重なるということであり、太陽・月・地球(日食の輪、日輪)が並んだそのときに死人は冥界に運ばれるという構図だと解釈する。