もう夕方でしたが雲が縞をつくってしづかに東の方へ流れ、白と黒とのぶちになったせきれいが水銀のやうな水とすれすれに飛びました。

※夕方は、幽方、雲は苦悶、縞/シマ→死魔(煩悩)、せきれい/寂霊

 白と黒→白(潔癖、無罪)黒(有罪)

☆もうここは幽方でしたが、苦悩は煩悩をつくってしづかに東(現世)の方へ流れ有罪無罪の入り混じった寂霊から水銀(猛毒)のような水(現世)から辛うじて自由になりました。

 

 その針金の網は大きく水に垂れ舟はいま六七人の村人を乗せてやっと向ふへ着く処でした。向こうの岸には月見草も咲いていました。

※はりがね(針金)はシンキン→試金。

 六七人→ムナ(無無/空しい)死人。

☆その試金(金かどうか、真価を量る)の網は大きく水(現世)に垂れ舟はいま死人をのせて向こう(来世)へ着く処でした。。

 

◎斉藤平太は(西から東を平/治める太/太陽)→(現世とは反対側(裏)を治める太陽)は死人の善悪を量って運ぶ審判、閻魔大王とも。