第一夜、すると猫はしばらく首を《まげて》

第二夜、カッコウはからだをまえに《曲げて》

第三夜、狸はしばらく首を《まげて》考えました。

第四夜、ゴーシュはセロを《まげて》セロに耳をつけるようにしました。

※《まげて》はキイワードなのではないか。magete→MGT→magnet/磁石。

 現世と冥土の間には磁場があると考え、死に逝く人はそこを通っていくのだと…。

「そこはちょうど両方の空間が二重になっているとこで」(『春と修羅』宗教風の恋より)

 

第一夜、猫/地球の唯一無二の光と音の祭典『雷』

第二夜、かつこう/死に逝く人。

第三夜、狸の子、小太鼓の係。雷の時の登場キャラクター。

第四夜、野ねずみの母子、ゴーシュの祈りによる起死回生。

※(金環食、その最高のステージ)

 それから六日目の晩でした。二十日過ぎの月(第一夜)+(三夜)+(六日目)、二十九日過ぎ、つまり「新月の晩」である。

 金星音楽団、音楽団は集団/circle→環。

 

 めいめい楽器をもって、ホールの舞台から引きあげて来ました。首尾よく第六交響楽を仕上げたのです。

※ホール/hall→fallen/死)

 めいめい/meld/一つになる、ぞろぞろ/Solsol(太陽の暗示)、仕上げた/finish→finsternis/日食。

 ホールでは拍手の音がまだ嵐のように鳴って居ります。

※拍手/clap→crsh/大音響、鳴る/ring→ring→環。

《金環食》の暗示ではないか。

 

 マッチをすったり楽器をケースに入れたりしました。

※楽器/a wind string→string/一列(日食は太陽・月・地球が一列に並ぶ現象。

 大きな白いリボンを胸につけた司会者がはいって来ました。

※白いリボンを胸に…胸/breast、beass/黄銅(黄道)

 司会者/chairman→chain/鎖(物を繋ぐ)

◎これは白道と黄道が一致していることの暗示、すなわち【金環食】である。