猛暑、酷暑の夏・・・それでもやっぱり秋が来るんだという実感。

 明けない夜はない・・・時は移り循環する。

 

 何回、何十回、数えきれないほどの変化に立ち向かってきたのに、その時々狼狽える。心地良い秋は短く、すぐそこに冷酷な冬が待ち受けていると。

 慣れることのない、熟知しているはずの変化に身構える。

 

 もっとゆっくり、行く雲でも眺めてぼんやりしていたい。

 季節の移り変わりは美しいものだと、悠長に眺めまわす権利が高齢者にはあるはず。

 さんざん経験した辛酸、重い荷物は棄て、彩をもち夢見る人になろう。

 

 空を飛ぶほどの軽さを幻想し、残りの人生を遊びたい。