足もとの劣情の白すみれかな

※劣情はレツ・セイと読んで、列生。
 足もとに並んで生えている白すみれ、ああ、なんと愛しい風情であることよ!

 足もと(足元)はソク・ゲンと読んで、則、厳。
 劣情はレツ・ジョウと読んで、烈、常。
 白すみれ(白菫)はハク・キンと読んで、迫、禁。
☆則(きまり)は厳しく烈(激しい)。
 常に迫(追いつめ苦しめる)禁(掟)がある。

 足もと(足元)はソク・ケンと読んで、息、験。
 劣情はレツ・ジョウと読んで、劣、状。
 白すみれ(白菫)はハク・キンと読んで、吐く、緊。
☆息(呼吸)を験(確かめる)。
 劣(程度が低い)状(ありさま)を吐き、緊(ひきしめる)。

 足もと(足元)はソク・ゲンと読んで、即、言。
 劣情はレツ・ジョウと読んで、裂、情。
 白しみれ(白菫)はハク・キンと読んで、白、襟。
☆即ち、言(ことば)は裂(バラバラに離れた)情(個人的な感情)であり、白(明らかに)襟(心の中)にある。