白鷺の振まひ途中から夜に

※白鷺の振まひは中秋の名月の集い、夕暮れから出る月を愛でているうちに、すっかり暗く夜になってしまったという特別な時間の流れ、過ぎていくのが惜しい時を詠んでいる。

 白鷺はハク・ロと読んで、博、路。
 振まひはシンと読んで、新。
 途中から夜にはト・チュウ・ヤと読んで、都、昼、夜。
☆博(大きく広がっている)路、新しい都の昼と夜。

 白鷺はハク・ロと読んで、魄、露。
 振まひはシンと読んで、辛。
 途中から夜にはト・チュウ・ヤと読んで、吐、衷、也。
☆魄(落ちぶれたこと)を露(さらけ出す)のは辛い、と吐く衷(心の中)也。

 白鷺はハク・ロと読んで、帛、絽。
 振まひはシンと読んで、参。
 途中から夜にはト・チュウ・ヤと読んで、徒、知友、也。
☆帛(白い絹布)の絽で参(出かけていく)徒(門人)の知友也。