鳥の見しものは見えねば・・・。

 鳥は他者である、ゆえにわたしとは異なるものを見ている。もちろんそれを見ることは叶わないが、同じ時空の存在である。

 鳥はわたしである、ゆえに見える光景(世界)の中心に位置し、ただ青き海のひかりを(世界を抽象化して)胸に入れている。

 鳥はわたしであり、わたしではない。鳥は鳥でもなく、わたしの中での一つの希求の形である。

 世界を俯瞰する鳥のまなざし、ただ青き海のひかりは地球そのものである。

 胸に入れたり・・・わたしは背伸びをし大きく腕を広げて、存在(地球)の何たるかを鳥の眼差しをもって図るつもりである。