『岩手山』

 そらの散乱反射のなかに
 古ぼけて黒くゑぐるもの
 ひかりの微塵系列の底に
 きたなくしろく澱むもの

 散乱反射・黒・微塵系列・底・澱、を音読みにしもう一つの文章に置き換えると、

《SUN(太陽)を覧(見よ!)犯(法や掟を破る)の謝(罪や過ちを赦す)の故(ゆえ)を告げる。魅(惹きつける)腎(要)は、啓(人を教え導き)烈(精神が正しく強い)諦(真理)の電(光)である》

『岩手山』は太陽への讃歌である。