「まあいゝだらう。ぼくね、どうしてもわからない。あいつはカシオペーアの三つ星だらう。みんな青い火なんだらう。それなのに、どうして火がよく燃えれば、雪をよこすんだらう。」
カシオペアは五つ星の認識が一般的、あえて三つ星といい、青い火だと言っている。カシオペアは北極星を指す目印、水車ではあるが、単に冬の星ということか。
三つ星は、三人の法師。
青い火は、青い(ショウと読んで、照/あまねく光が当たる=平等)火(火はカと読んで、化/形、性質を変えて別のものになる)。
別のものになる、(生~死)。よく燃えれば→よく念じれば雪(折/死、幽鬼)になる・・・生の転換点、死への移行。
生死の混在、死の境界の領域、ひゆう、ひゆう→非有(存在を否定する/本当の死へと導く)の凄まじい物語である。