狼どもも、まつすぐに首をのばして、しきりにそつちを望みました。
 風はだんだん強くなり、足もとの雪は、さらさらさらさらうしろへ流れ、間もなく向ふの山脈の頂に、ぱつと白いけむりのやうなものが立つたかとおもふと、もう西の方は、すっかり灰いろに暗くなりました。

☆大神たちもまっすぐ主神(太陽)を望みました。
 風(教え)はだんだん強くなり足下(敬意)の死はさらさらさらさら・・・新しく流れ、間もなく白い(魄)が絶つたかと思うと、もう西(冥府)の方はすっかり灰いろに(grei→greitを暗示しているかもしれない)暗く(アンと読んで行/悟りに到るための修行)なりました。