仲間もみんな立って来てよかったぜ」とゴーシュに云ひました。
「いや、からだが丈夫だからこんなこともできるよ。普通の人なら死んでしまふからな。」楽長が向ふで云ってゐました。
たしかに、雨にも風にも雪にも夏の暑さにも負けない丈夫な地球である。
『印度の虎狩』(インドラ)雷電なんて、普通の人なら撃たれて死んでしまう。
その晩遅くゴーシュは自分のうちへ帰って来ました。
そしてまた水をがぶがぶ吞みました。それから窓をあけていつかくゎくこうの飛んで行ったと思った遠くのそらをながめながら
「あゝくゎくこう、あのときはすまなかったなあ。おれは怒ったんぢゃなかったんだ。」と云ひました。
水地球である、水(H₂O)の酸素こそが生命の基軸である。
「あゝくゎくこう、おれは怒ったんじゃなかったんだ。悲しかったんだ。」と、遠くのそら(冥府/異空間)を見ながら言ったのです。
みんな「トロイメライ」、夢のお話です。