雪晴の笹をくぐりて先夫かな

 雪晴はセツ・セイと読んで、節、制。
 笹をくぐりて(笹潜)はササ・センと読んで、些々、僭。
 先夫はセン・フと読んで、擅、怖。
☆節制(欲望を抑えて控えめにすること)が些々(少なく)僭(身分を越えて)擅(ほしいままにすること)は怖い。

 雪晴はセツ・セイと読んで、説、勢。
 笹をくぐりて(笹潜)はササ・センと読んで、些々、遷。
 先夫はセン・フと読んで、旋、符。
☆説(はなし)の勢(なりゆき)が些々(わずか)に遷(移り変わり)旋(元に戻る)符(記号)がある。

 雪晴はセツ・セイと読んで、洩、声。
 笹をくぐりて(笹潜)は、細、浅。
 先夫はセン・フと読んで、繊、夫。
☆洩れる声の細さ。
 浅はかで繊(弱弱しい)夫である。