たしかに誰かがもういちど顎を突き出して跳ね起きたが、それもじつはもっと深いところへ落ちたくてのことだった。するとみんなは、両腕を斜め前にのばし膝を折り曲げて空中に飛び込み、つぎつぎに壕の深いところへ深いところへと落ちて行った。そして誰もやめようとしなかった。


☆なるほど誰かが水平線を高く上げるために全力を尽くした。先祖の傷痕をさらに深いところへ落とすためだった。すると、みんなは司法(正義)の力で悪意を非難し、再び死を深くに落とした、そして誰もそれを絶対に終わらせようとしなかった。