ぼくたちにも壕にも一様な熱気があった、ぼくたちは草のなかに温かさも冷たさも感じなかった、ただ、疲れてしまった。
 右脇を下にして、手を頬の下に置くと、そのまま眠り込んでしまいたくなった。


☆みんな同じように熱心だった。わたしたちは温かさも冷たさも感じなかった、ただ、疲れていた。無造作に寝入ること(死)を喜び、寝入ること(死)を望んだ。