桔梗向ひあひ向ひあひ滅ぶ弟

※桔梗…桔梗紋、同じ家紋の者の争い。兄弟が激しく争った結果、弟の方が負けてしまった。史実か?単にお相撲か。

 桔梗はケツ・キョウと読んで、決、境。
 向ひあひ向ひあひ(向合向合)はコウ・ゴウ・コウ・カッと読んで、溝、毫、耕、恰。
 滅ぶ弟はメツ・テイと読んで、滅、程。
☆決めた堺(境界)の溝(みぞ)は毫(ごくわずか)である。
 耕せば、恰(あたかも)滅(なくなる)程である。

 桔梗はゲチ・コウと読んで、下知、高。
 向ひあひ向ひあひ(向合向合)はコウ・ゴウ・コウ・ゴウと読んで、行、号、抗、号。
 滅ぶ弟はメツ・テイと読んで、滅、態。
☆下知(指図する命令)を高(偉そうに)行ったが、号(合図/命令)に抗(手向かう/逆らう)号(叫び)に、滅(消える)態である。

 桔梗はキツ・キョウと読んで、詰、狂。
 向ひあい向ひあい(向合向合)はコウ・カッ・コウ・ゴウと読んで、考、拷、荒、傲。
 滅ぶ弟はメツ・テイと読んで、滅、定。
☆詰(責める)、狂(狂ったように激しい)考えで、拷(責めて苦痛を与える)荒(でたらめ)。
 傲(おごり高ぶる)と、やがて滅(亡びる)定めがある。