どこからとなく灯りだす雪の村

 雪の村。昼は輝く純白、夕べは朱色、さらに夕暮れの蒼。そして薄闇の中、ぽつりぽつり…どこからともなく一つ、そしてまた一つ灯りだす暖色、一つの灯りの中には一つの家族の団欒があり紡いできた歴史がある。
 回り灯篭のような、それでいて大きな景色の変容が色鮮やかに見えてくる美しい句である。

 どこからとなく(何処)はカ・ショと読んで、加、書。
 灯りだす(灯出)はトウ・スイと読んで、統、遂。
 雪の村はセツ・ソンと読んで、説、存。
☆加えて書き、統(一筋にまとめ)遂(やりとげる)説(話)が、在る。

 どこからとなく(何処)はカ・ショと読んで、禍、庶。
 灯りだす(灯出)はトウ・シュツと読んで、悼、出。
 雪の村はセツ・ソンと読んで、設、尊。
☆禍(災害)では、庶(数多く)の悼(死を悲しむ)。
 出(外へ出て活動する=ボランティア)を設(こしらえる)のは尊い。