綿虫や母の枕に石つめむ

 うっとおしい綿虫、朦朧としている母・・・思わず非情な態度や言葉を発してしまいそうになる気持ちを、そっと枕に封じ込めた娘の心情。

 綿虫はメン・チュウと読んで、綿、誅。
 母の枕はボ・チンと読んで、暮、沈。
 石つめむ(石詰)はシャク・キツと読んで、責、吃。
☆綿(細く長く続く)誅(罪を責め咎める)暮らしは沈(気分がしずむ)。
 癪(腹立ち)を吃(身に感じている)。

 綿虫はメン・チュウと読んで、綿、註。
 母の枕はボ・チンと読んで、簿、珍。
 石つめむ(石詰)はシャク・キツと読んで、釈、詰。
☆綿(こまかく)註(意味を書き記す)簿(ノート)は珍しい。
 釈(意味を解き明かすこと)を詰(つめ込んでいる)。