蝉殻の湿りを父の杖通る

 蝉殻・・・本体(魂)の抜け殻の湿り(悲しみ)に、亡父の杖(くよくよしていてはいけないという叱責)が過った。

 蝉殻はゼン・カクと読んで、全、較。
 湿りを父のはシツ・フと読んで、質、普。
 杖通るはジョウ・フと読んで、状、二。
☆全てを較べ質(問いただす)と、普く状(ありさま)は、二つある。

 蝉殻はセン・カクと読んで、専、書く。
 湿りを父のはシツ・フと読んで、質、腑。
 杖通るはジョウ・ツウと読んで、情、痛。
☆専(ひたすら)書く質(内容)は、腑(心の中)の情(個人的な感情)であり、痛(心のいたみ)である。