墓霧に懶かりける手足かな

 お墓は霧に包まれている、もちろん視界は霧中である。墓との距離を測りかね、手足は迷いを生じ瞬時、幻(幻夢)を泳ぐ人になってしまった。

 墓霧はボ・ムと読んで、募、夢。
 懶はランと読んで、婪。
 手足はシュ・ソクと読んで、取、息。
☆募(つのる)夢を婪(むさぼり)取(自分のものにした)息(息子)である。

 墓霧はボ・ムと読んで、簿、謀。
 懶はランと読んで、覧。
 手足はシュ・ソクと読んで、須、側。
☆簿(ノート)の謀(図りごと)を覧(よく見ると)、須(必要とするもの)は側(傍ら)にある。