鯉の淵百日眠らさるるかな

 鯉の淵?
 筑波嶺の峰より落つるみなの川恋ぞつもりで淵となるぬる(陽成院・後撰和歌集)を踏まえているのではないか。
 あなたへの恋で苦しみ長い月日を無為にしてしまった、という悔恨。

 鯉の淵はリ、エンと読んで、罵、怨。
 百日はヒャク・カと読んで、百、禍。
 眠らさるるはミンと読んで、民。
☆詈(悪口を言い)怨(うらめしく思う)百(たくさん)の禍(災害にあった)民(人々)。

 鯉の淵はリ・エンと読んで、理、援。
 百日はヒヤク・ジツと読んで、飛躍、実。
 眠らさるるはミンと読んで、見ん。
☆理(物事の筋道)の援(助け)で飛躍の実(内容)を見ん(見るだろう)。