軽暖や写楽十枚ずいと見て
ようやく暖かくなってきた頃である。「さあ、やるぞ!」の高揚、写楽の絵にはそういう気迫が感じられる。モデルは知られざる名優・大谷鬼次など、この一瞬に賭ける気合、ふだん目立たない役者のこの一場面、緊迫の一瞬に『ずい』とこみ上げる共感を抱く。
軽暖はケイ・ダンと読んで、計、談。
写楽はシャ・ラクと読んで、写、絡。
十枚はジユウ・マイと読んで、自由、毎。
見てはゲンと読んで、現。
☆計(もくろむ)談(話)を写(書き写す)。
絡(筋道)は、自由で、毎(そのたびに)現れる。
軽暖はケイ・ダンと読んで、系、断。
写楽はシャ・ガクと読んで、奢、愕。
十枚はトウ・マイと読んで、当、毎。
見てはゲンと読んで、嫌。
☆系(つながり/付き合い)を断つ。
奢(分を越した贅沢)に愕(驚く)。
当(その)毎(たび)に嫌う。