いつまでの墓草を引く音と思ふ

 墓草を引いているが、何時までだろう。
 草を引く微かな音を墓の中で聞く日も遠からずやって来るに違いない。

 いつまでの(何時迄)はカ・ジ・キツと読んで、彼、児、吃。
 墓草はボ・ソウと読んで、母、総。
 引く音と思ふはイン・オン・シと読んで、員、温、姿。
☆彼の児(子供)には吃(吃音)があるが、母は総員(すべての人)に温かい姿(様子)である。

 いつまでの(何時迄)はカ・ジ・キツと読んで、過、慈、吉。
 墓草はボ・ソウと読んで、模、総。
 引く音と思ふはイン・イン・シと読んで、隠、因、施。
☆過(行きすぎた)慈(いつくしみ)は、吉(良いこと)の模(手本)を総て隠(見えなくする)因(もと)の施(行い)である。