襖しめて空蝉を吹きくらすかな
世間を隔てて生きている。ホラ(有りもしないこと)など思って暮らす日常である。(空蝉はこの世に生きている人、現世)
襖はオウと読んで、翁。
しめて(閉)はヘイと読んで、炳。
空蝉はク・センと読んで、句、宣。
吹きくらすかなはスイ・ボと読んで、遂、募。
☆翁(老人)は炳(あきらかに)句を宣(広く知らしめること)を遂(やりとげ)、募(広く求めている)。
襖しめて(襖閉)はオウ・ヘイと読んで、横柄。
空蝉はク・ゼンと読んで、句、全。
吹きくらすかな(吹暮)ハスイ・ボと読んで、衰、模。
☆横柄な句、全て衰(勢いがなく)模(型どおり)である。