『どうだ、やつぱりやまなしだよ、よく熟してゐる、いゝ匂ひだらう。』
『おいしさうだね、お父さん』
『待て待て、もう二日ばかり待つとね、こいつは下へ沈んで来る、それからひとりでにおいしいお酒ができるから、さあ、もう帰つて寝よう、おいで』


☆熟(十分)二追うである。普く二つのことを示す。
 字の化(教え導くこと)で弐(二つ)を解(さとる)。
 陳(言葉を並べること)に頼る趣(考え)の記は新しい。